キャラクターを見せる描き方
2008/04/14 20:16:24
さて今回は、前回の続きですね。キャラクターのファーストコンタクトの描き方です。
こんなキャラクターですよってヤツをどう描くか?という事ですが、説明しなきゃを考えすぎている様な描き方ではまずはあまり上手くないという事です。
作者は「こんなキャラクターです」と描きたい。
読者は「どんな漫画なんだろう」と読みます。
この違いが案外違和感として大きいような気がします。
読者の意図と作者の意図が上手く交わるように描くようにしていければいいわけです。
さてそれはどの様に描くか?
町中のある人をたとえば観察します。
友達との会話の仕方や行動なんかをみてみるとします。
パッと5分程度で「この人、こんな性格だな」とわかるでしょうか?
なかなかわかる人はいないでしょう!つまり漫画に置き換えてみれば、それって簡単に説明出来ないモノ。
いわば簡潔にあるシーンを描いて、台詞や行動でキャラクターを説明するより物語を動かして見る方が遙かに読者は食いつくと僕は思います。
たとえばあるシーンを切り取って、いきなり怒り出すキャラクターを描くとします。それを冒頭にもってくるとします。
そのシーンから読者は怒りっぽい人と判断する訳ですが、それってそれほど簡単ではないと思います。
どれほど怒りっぽいのか?っていう基準は読者に対して、説明仕切れていないし、その人がどの状態で怒っているのか?少し情報が少なすぎる事になりかねません。
いわば物語を展開させてしまった方が読者は食いついたり、おもしろいかもと思うわせる事が出来ます。
キャラクターの説明というページの割き方ではなく、しっかりと作り手がその性格を描くことさえ出来れば自ずと読者は拾ってくれるものだと思います。
言動であったり、行動であったり。
大事なのはそういった随所でのキャラクターの反応を描くことが出来る事でキャラクターはしっかりと立ち上がる訳です。
物語が進む事により、キャラクターは判断やら反応やらを描くことになる・・・そのシーンでキャラクターらしさをしっかりと描ければ良いかなと僕は思います。
まぁ簡単に要約すると、そういった描き方をするにはキャラクターをしっかりと形付けすることが大事で、わざわざキャラ説明というページの割き方をしてしまうと、やっぱり読者が漫画に入って行く際のスムーズさが少し違和感になるのかなと思います。
極論
「今日一杯つきあえ」という上司の誘いに!
「ぜひ!いきましょう!」という人もいれば、
「はぁ・・・」と曖昧な返事をする人も
「ちょっと予定があります」とプライベートを大事にする人もいるわけです。
この台詞の返しだけでもやっぱりいろんな人がいて、いろんな答えが返ってきます。
そういった返し方や行動・反応だけでも十分にキャラクターの魅力は出るのかなと思いますよ。
投稿者
たとえば鯛 |
コメント(
0)
|
トラックバック(
0)
